保護者会

2010年07月12日

7月8日 中学二年学年行事「思春期の心と身体」についての講演会

梅雨の晴れ間となった7月8日(木)午後、中学校二年生第一回学年行事、本校養護教諭 横溝先生とスクールカウンセラー 中川先生による「思春期の心と身体」についての講演会が大ホールで開催されました。
平日の忙しい中、およそ50名の保護者が参加されました。
 最初に養護教諭 横溝先生がお話になりました。
「養護教諭を目指した青春時代の経験」や、保健室の先生となった今、心がけていること、我が校における保健室のルールなどについてお話くださいました。
また、先生のご経験から子供達から学ぶこととして、声をかけたときの子供達の表情にあるということをおっしゃっていました。大人と違い、一瞬の表情の変化がそのお子さんの心を見せてくれて、言葉がどう影響しているかを感じ取ることができると言われていました。

私達保護者に向けては、「命の大切さ」を子供達に説いてほしい、身近にご不幸があった場合は、ご遺体と対面させて欲しいとおっしゃいました。遺体を見るだけで「命について」学ぶことができるのだと。
また、人間関係をはじめ、さまざまな苦しさ辛さを体験して乗り越えて大きくなって欲しいとお話になりました。


続いて、スクールカウンセラーの中川先生のお話をお聞きしました。
特に中学二年生は心も身体も特別な時期であり、それは子供達自身も受け止め切れないほどの大きな揺らぎとなることもあると話されました。
成長著しいこの時期、同時に保護者は中年の扉を開ける時期と重なり、子供と大人が相反する心の揺らぎを持つために、お互いの不確かさがぶつかる時期といえるそうです。

中川先生は次の3つのポイントについて語られました。
(1)心と身体の深いつながり・・・思春期の子供は「もがき 苦しみ ふがいなく思う」こと心を理解し、寄り添いながら、そっと手を離し、自分で道を探させることが重要。
(2)食事・・・食事の時ほど子供達は一番わかりやすい表情をすることはない。
食事を作る者(主として母親)が「義務感」で食事を作ると子供はわかってしまう。
強すぎる親心はプレッシャーになり、親心と子心がすれ違うと子供が拒絶するようになる。
「お母さん方も上手に手抜きをしながら、手間をかけることばかりでなく彩や変化を楽しむ食卓を作ってほしい」
(3)親子の程よい距離・・・子供から聞くばかりではなく、そっとしておく(決して無視ではなく)ことも大事。
金銭と時間の縛りはしっかりと家族で話し合って守らせ、それ以上の細かいことに目くじらを立てず、大きな枠組みの中で見守っていくことが大切。

保護者自身も自分を振り返ることで子離れを上手にしていってほしい。時には自分自身の支えを持つ、自分自身を大切にする、自分自身にご褒美を与える・・・その姿を見ることで、子供が安心して自立していける道筋になるとおっしゃられました。

日々子供達の一挙手一投足に一喜一憂する中二の保護者の心を少しほぐしてくださった横溝先生、中川先生ありがとうございました。参加した保護者はさわやかな表情で会場を後にすることができました。

講演会の後は、教室にてクラス懇親会が開かれ、活発な意見交換が行われ、有意義な一日を過ごす事が出来ました。

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