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2019年07月23日

高1・3年対象「薬物乱用防止講演会」
~薬物乱用 3つの落とし穴~

 7月19日、大阪ダルクディレクター・freedom代表の倉田めばさんを講師にお迎えし、薬物乱用防止講演会を実施しました。
 冒頭は保健委員会委員長の桐山 侑大さん、高木 元暉さんの挨拶です。
「“すぐにやめられるから”“合法だから問題ない”といった薬物に対する誤った情報が蔓延しているのではないでしょうか。今一度、薬物に対する正しい知識を身に付け正しい判断ができるようになる必要があります。今日は大阪ダルクを立ち上げ、薬物依存者の回復に向け様々な活動に取り組んでいる、倉田めばさんをお招きし講演会を行います。」

 さて、薬物乱用の3つの落とし穴とは何でしょうか。

1 自分では絶対に使うわけがない 
→いつ、誰でも使う可能性がある。薬物使用は最悪のストレス回避であり緊張から逃げ出す手段、そして快楽を求めるというより苦しみの軽減である。
2 合法的なものであれば問題ない 
→違法・合法を問わず健康を損ない周囲を巻き込む。覚せい剤もシンナーも危険ドラッグも最初は合法だった。違法薬物より合法薬物が多く使われている。
3 薬物を使ってもすぐにやめられる 
→自分が依存症になると思って薬物を始める人はいない。最初の1回はそれだけで多すぎ、1,000回やっても足りなくなる。

 そんなことはわかっている、という人も多いでしょう。しかし、なぜわかっていても手を出してしまうのでしょうか。そこで倉田さんが、ある心理学者がネズミに行った実験(アニメーション)を紹介してくださいました。そこには他者とのつながりを実感しているネズミは依存症にはならない、という以前の理論では説明がつかない結果が出ていました。
「依存症(addiction)」の反対は何か。「正常」ではありません。「つながり(connection)」なのです。

 また、海外旅行や留学先で気を付けるポイントとして以下の2点の情報をくださいました。
1 ストリートの売人から興味本位で買わないこと(日本人を逮捕することで、売人・警察の双方の利益となっている。)
2 レイプドラッグの被害が急増しているため、飲み物・食べ物は細心の注意が必要であること

 最後に、困ったことがあればとご自身の団体の紹介と連絡先を教えてくださいました。
依存は薬物だけではありません。スマホやゲーム、他者への依存もあります。困ったとき助けを求めることは大切な力です。そして学校や周囲の仲間、つながりの実感が大切なのです。



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