News & Topics

2017年08月07日

中学校全校平和集会を行いました

8月4日、広島原爆投下72年を前に中学校全校生徒で平和集会を行いました。

最初に8月6日の広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)に参列する生徒会執行部より、本校に植樹されている『被爆アオギリ2世』、卒業された先輩方が行った『被爆ピアノコンサート』、昨年度作成した『オバマ大統領への手紙』など、本校が今まで取り組んで来た平和活動についての紹介がありました。

その後、『アオギリにたくして』という映画を全員で鑑賞し、一人一人が戦争について、原子爆弾について、これから私たちの世代に何が出来るのか、何をしていかなければならないのかを考える機会となりました。


平和集会を終えての生徒の感想を紹介します。

・映画をみて、改めて原爆の恐ろしさを知りました。本当に怖いのは被爆した後のことなのだと思いました。爆心地近くで被爆し、肉体的に傷ついているのに、戦争が終わった後も、差別などで心までも傷けられ、そんな人を何十万人も生み出し、人々を苦しめた戦争は絶対に起こって欲しくないと思いました。このことを通して、平和を強く願います。

・『アオギリ』の存在は知っていましたが、そこにこんなに深い話があるとは知りませんでした。今回、被爆アオギリに関するとても悲しい事、苦しい事を知ることが出来て良かったと思います。これをきっかけに自分でも原爆についてなど色々調べていきたいです。また今後、被爆者が少なくなっていくので、私たちが後世に伝えていかなければならないと思いました。

・私も、私のお母さんも原爆や戦争についてあまり知らないので、今回、被爆者について知る機会となりました。被爆してしまったせいで、恋愛や普通の生活も出来なかったというのは、とても残酷な世の中だと思いました。

・僕は今回の平和学習で映画を鑑賞して、被爆者の苦しみ、悲しみを知りました。とてもかわいそうだと思いました。被爆者は自分の人生を消されてとても残念だと思いました。被爆者一人一人のエピソードがあるのを知って、私たちの世代に出来ることは、やはりこういう学習を後世にも伝え、二度と戦争が起こらないようにしていかなければならないと感じました。また、アオギリを世界中の人々に伝え、広めていこうと思います。

・戦争はとても悲惨だと思ったし、そこから生まれた核爆弾もとても悲惨なものだと思った。今、この地球ではどんどん核が増えていて、それを作っている人たちにこのエピソードをみて欲しいと思った。核を持っていると、核に対する抑止力になるなどいろんな考えはあるけれど、核が世界を支配するのはやめて欲しいと思った。戦争を体験された方が減っていっているので、僕たちが語り継いでいかなければならない。




以下は2010年アオギリを植樹した際に行った平和宣言です。

立命館宇治中学校平和宣言

私たちは唯一の被爆国である日本で生まれ育ちました。
多くの人は、一度は広島・長崎を訪れたことがあると思います。

昨年度、私たち生徒会は被爆ピアノコンサートを行い、平和へのメッセージを発信しました。

今年8月、私たち、立命館宇治中学校生徒会の代表は、広島平和祈念式典に参加しました。日本人だけにとどまらず、世界中の人が広島に集まって平和を祈っている姿を見て、どうしてこんなに多くの人が平和を祈っているのに、今でも戦争は消えないのだろうと思いました。けれど、平和を祈り続けることをやめてしまうことは、「2度と同じ過ちは繰り返さない」という戦争で被害にあった人々の思いを捨ててしまうことになります。

私たちは、実際に戦争を体験した人から直接話を聞ける、最後の世代です。悲惨な戦争によって多くの犠牲者が出たこと、たくさんの人々の心に傷を残したことは忘れてはいけないし、絶対に繰り返してはいけません。だから、私たちが、それを受け継いで次の世代へ伝えていく第一歩として、平和の象徴であるアオギリを植樹します。

立命館学園は「平和と民主主義」を教学理念に掲げています。私たち立命館宇治中学校の生徒は、平和について考えて、平和を伝えていく立場になります。そして、大人になってもずっと、平和な世の中になるための活動を続けていくことを誓います。

              2010年 12月10日
                  立命館宇治中学校 生徒会

戻る