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2017年08月01日

日中韓の中高生が学んで語って交流し平和と友好の種をまきました
第16回東アジア青少年歴史体験キャンプ参加報告

「2017 ソウルで平和と民主主義の道を歩く」をテーマに、大韓民国のソウル特別市で24日から29日まで第16回東アジア青少年歴史体験キャンプが開催され、大きな成功を収めました。

キャンプのメインの討論では、「私も自分の意思で両親を誘って大統領の罷免を求めロウソク集会に参加しました」という韓国の高校生の意識の高い発言に圧倒されました。討論や講演でも、韓国の青少年の政治に対する意識の高さに驚かされ、民主主義を実践して行動している姿に大きな刺激を受けました。韓国ではのべ1700万人もの国民が集会に参加して、大統領の弾劾を勝ち取ったといいます。

また、3国の歴史年表の作成の討論では、「1945年」を日本は「原爆投下」、韓国は「光復節」、中国は「反ファシズム戦争勝利」として認識していることに、日中韓の3国の歴史認識の違いが鮮明になりました。

その他、講演やソウル市内のフィールドワークと討論、平和を体感するワークショップ、班別の出し物大会、各自の特技の披露やお菓子を交えた交流会などの多彩なプログラムで、日中韓の中高生の盛んな交流が繰り広げられました。

特技の披露では、立命館宇治中高のバトン部とダンス部の生徒が大活躍し、大きな拍手を浴びていました。6日間のプログラムを通して生徒たちは、日中韓の国境を越えた友情を築き上げ、お互いに学んで、食べて、語って交流しあう中で、確かな平和と友好の種をまくことができました。

キャンプの成功に向けて各方面の方々にご尽力をいただきましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。来年のキャンプは中国で開催されます。

以下に生徒の感想を紹介します。

・初めての参加で緊張していたが、日中韓のみんなが私に優しく接してくれて嬉しかった。中国語や韓国語はもちろん、東アジアの歴史や社会の様子をもっと勉強して、しっかりと討論できるようになりたい。(I.H)

・日本人のイメージは中国や韓国の人たちにとって悪いだろうから、「韓国や中国の人は当然私たち日本人に冷たいだろう」と思っていたが、思っていたよりもみんな仲良くしてくれてとても嬉しかった。(S.I)

・私は、このキャンプに参加して一番思ったことは「私たち日本人はなんて東アジアの問題に無知なんだ」ということです。このキャンプに参加して新たにいろいろな知識を得ることができ、「これからの世界は私たちの世代が創って行かないといけない」と実感しました。(N.A)

・今回のキャンプでは日中韓の生徒との交流が多くできたと思います。初日からグループ別で交流があり、去年までは国別で行われていたオープンカフェの発表もグループ別になっていて交流する時間がたくさんありました。言葉の壁を感じることもあったけど、積極的に交流をすることができて、東アジアの友達がたくさんできてとても楽しかったです。(M.S)

・「私はまだそこまで歴史、政治について詳しくはないが、今三国の政府間の関係はとても良好だとはいえない状況だということはわかる。各国それぞれの意見があって、心から分かち合い平和を目指すのは難しいかもしれないが、私達若者はこのキャンプを経てお互いを知り、協力し合い、仲良くなることができた。だから今回このキャンプに参加した私達が民主主義を正しい道に戻して、これからの未来を本当の平和へと導いていければ、必ず平和になると信じている。」(N.W)

第16回東アジア青少年歴史体験キャンプ

関西国際空港で

自己紹介ゲームの罰で顔に付箋



白熱した自己紹介ゲーム

毛糸を使って「蜘蛛の巣」をつくるゲーム



熱心に3国の現代史の年表を作成

講演に熱心に聴き入る本校の中高生



戦争(「平和」ではない)記念館にて

戦争記念館を見学しての討論



3年前のキャンプでの友人と偶然に?再会!

民主化の聖地の明洞聖堂での全体写真



日中韓のフィールドワークで宗廟へ!

スタッフも含めた全体写真



パネル討論で報告する本校の中学生

参加者を魅了した本校バトン部生徒の演技



交流会での様子

激辛の辛ラーメンの味は?



チョゴリと着物を交換して記念写真!

涙、涙のお別れ!



涙、涙、涙のお別れ!来年は中国で!

心と頭に加えてお腹もいっぱいにし日本へ



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