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2015年12月22日

国立情報研 坊農真弓先生講演会 理科コースで実施
アンドロイド・人工知能研究の最前線を知る!

座談会終了後 坊農先生を囲んで記念撮影

 12月18日(金)、本校理科コースの生徒148名を対象に、国立情報研究所の坊農真弓先生による講演会を実施しました。

 国立情報研究所(NII)は、「ボイスバンク(音声障碍を持つ方の個人用音声合成システム)」プロジェクトや、最先端の人工知能開発「ロボットは東大に入学することができるか」プロジェクトなどで、世間の注目を集めている日本精鋭の研究所です。
この度、ご縁をいただき、准教授の坊農真弓先生が来校、理科コース生徒を対象とした特別講演が実施されました。

 演劇界の重鎮、平田オリザ氏が主催するアンドロイド演劇、今をときめく大阪大学・ATR石黒教授のアンドロイド研究とも関連がある「井戸端会議にロボットは参加できるか」の研究をされている坊農先生。ご自身のこれまでの研究歴から、現在のコミュニケーションに関わる法則性の探究まで、非常に身近でありながら、未だ研究が進んでいない分野についての紹介は、生徒の感性をとても刺激する内容でした。

 終了後は、坊農先生と直接お話ができる「座談会」を実施していただき、理科コースや他コースの生徒たちが30名ほど参加しました。手話を通したコミュニケーション論や人工知能・ロボットがもたらす未来の話から生徒たちの進路相談に至るまで、気さくに応対してくださり、非常に内容深いものとなりました。

「これが今の科学の姿。そこには理系も文系も関係ない」との思いを強く持ちました。

 立命館大学理系学部だけでなく、北海道大学、京都大学等ジョイント企画を打ち出してきた理科コースですが、いよいよ東京、国立情報研究所とのつながりもできました。次年度以降シリーズで情報研との連携を模索していきたいと考えています。ここでもBeyond Borders。理科コースは自ら境界を設定することなく、幅広いコミュニケーションを常にふまえ、全人的な理想像を追い求めます。

 理科コースの今後にご期待ください。





[講師 プロフィール]

坊農 真弓 / BONO Mayumi・・・・国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授
 ・学位:2005年,博士(学術),神戸大学
 ・専門分野:社会言語科学、会話情報学、手話学
 ・研究キーワード
   マルチモーダルインタラクション, 談話研究 , 手話研究 , 発話構造 , 音声研究
 ・研究分野 •言語学 / 言語学 / 相互行為分析,会話分析,手話言語学
 ・所属学協会 日本認知科学会 , 情報処理学会 , 人工知能学会 , 日本手話学会 , 社会言語科学会
 ・受賞歴
   2015年:文部科学省 若手科学者賞
   2012年:人工知能学会研究会 人工知能学会研究会優秀賞
   2012年:社会言語科学会 徳川宗賢賞萌芽賞
 ・論文
   ロボットは井戸端会議に入れるか:日常会話の演劇的創作場面におけるフィールドワーク
   科学館における「対話」の構築:相互行為分析から見た「知ってる?」の使用
   フィールドにおける語り分析のための身体の空間陣形

坊農先生の現在の研究一覧。幅広い!

講演会は熱気に包まれました。



座談会でも積極的に質問します

終わっても質問の列が・・・



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