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2015年06月01日

第38回 立命館宇治土曜市民講座
「ウミウの誕生からみる鵜飼の未来」

今回は、宇治川の鵜飼において、全国で3人目の女性鵜匠として活躍されている澤木万里子氏にお越しいただき、鵜飼や鵜についてお話しいただきました。

鵜匠として今年で14年目になられるということで、鵜飼をやってみたいと思われたきっかけや、仕事をするパートナーとしてのウミウはどういった鳥でどのようにして鵜飼を行うのかをユーモアを交えながらわかりやすくご説明いただきました。

鵜飼をするときの衣装を身につけていただいていて、目の前で麻布を頭に巻き付けて烏帽子をかぶる実演や、腰簑の編み目のすばらしさを間近で見せてもらうこともできました。
鵜飼をするときには黒っぽい服で行うそうです。なぜなら鵜は光るものや白っぽいものを嫌うということと白い服だと水の中の魚から見えてしまうからだそうです。

昨年はウミウの人口孵化に初めて成功したということで、その時の映像も見せていただくことができました。何もかもが初めてのことで、国内外のさまざまな方と連携しながらひなを大きく成長させられた様子を映像や語りで聞かせていただき、大変感動しました。今後の夢は、綱を用いずに鵜が自由に魚を捕る「放ち鵜飼」を実現することだそうです。

澤木氏の「鵜」に対する深い愛情と仕事への情熱、将来の夢をあますところなく語っていただいた90分でした。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
次回は7月25日(土)14時~15時30分 「京料理とは」というテーマで美濃吉若主人の佐竹洋治氏にご講演いただきます。多数ご来場いただきますようお願いいたします。



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